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狂犬病注射7割止まり…💦愛知で14年ぶりに国内発症。。

こんにちは。社長の岩佐です👨‍🦲

先日、狂犬病についてこんなニュースがありました。

年1回の実施が義務付けられた狂犬病予防注射の接種率が、犬の登録総数の7割にとどまっていることが24日、厚生労働省への取材で分かった。行政に飼い犬としての届け出のない未登録犬を加味すると、接種率は実質4割程度との見方もある。愛知県では今月、来日後に狂犬病を発症した男性が死亡。国内では14年ぶりの発症だった。

狂犬病は、発症後の致死率がほぼ100%の怖い病気だが、国内では撲滅したとされ、危機意識はいまひとつ。専門家は「飼い主は自覚を持ってほしい」と話す。

国内での流行のピークは昭和25年。犬で867件、人で54件の発症があった。国は同年、狂犬病予防法を制定し、飼い犬の登録や年1回の予防注射を義務化。32年には狂犬病は国内から撲滅させたとする。

厚労省によると、平成30年度に全市区町村に届け出のあった犬約622万6千頭のうち、予防注射を受けたのは約444万1千頭。5年度ごろには接種率99%以上だったのに7割ほどに低下した。狂犬病への危機意識の低下が理由とみられる

世界保健機関(WHO)の推計(2017年)では、死亡者はアジアが約59%を占め、アフリカが約35%と続く。日本や豪州、英国などの一部地域を除き、多くの国が今も脅威と直面しているといえる。

日本では検疫などで、狂犬病を水際で食い止める仕組みがある。しかし、感染した野生動物が密輸などで国内に侵入し、そこから広がる可能性もゼロではない。

 

(一部、産経新聞から引用)

狂犬病ってどんな病気?

狂犬病には

・ 潜伏期間が長い

・ 明確な治療法がなく死亡率が100%

という特徴があります。

このため、咬まれた後しばらくは何事もなかったかのように生活できても気づいた時には手遅れになってしまうんです💦

感染経路 病原体は感染動物の唾液に含まれ、咬まれることで伝染
主な症状 異常行動、けいれん、麻痺など
潜伏期間 長い(犬で1~2か月、人で1~3か月)
治療方法 なし(死亡率は犬・人ともに100%

狂犬病ワクチン接種と登録をしましょう

狂犬病は発症すると、ほぼ100%亡くなってしまう大変怖い病気です。
また、感染したわんちゃんに噛まれることで人にも感染する人獣共通感染症」でもあります。
狂犬病予防法により、わんちゃんの登録年1回の予防注射は義務化されています。

現在、日本では狂犬病の発生はないとされています。
しかし近隣国では未だ狂犬病の発生は多く、いつ日本に侵入してくるかわかりません。
狂犬病の蔓延を防ぐため、飼い主の皆さんがしっかりと意識を持って、狂犬病のワクチン接種をうけさせることが大切です。

まとめ

このコロナ禍において、今まで普通に実施してきた予防医療が受けにくい状態かもしれません。

しかし“withコロナ”社会が長引くことが予想されるいま、必要な予防医療は適切に受け、愛犬・愛猫また飼い主さんの健康を守るべきだと思います。

当院はコロナ対策を徹底し、診療を行なっておりますので安心してご来院ください。

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