すっかり春めいてきましたね〜🌸
…ということは、今年もフィラリアの予防シーズンがやってきたということです👨⚕️❗️🌟
当院でもフィラリア予防薬の処方を3/1から開始しております💊🏥
フィラリア症は蚊が媒介する感染症で、進行すると命に関わることもある重大な病気です⚠️予防がとても重要❗️なので、シーズン中はしっかり投薬をして大切なわんちゃん猫ちゃんを守りましょう🐶🐱💕
予防薬を開始する前には血液検査を行います。フィラリア検査の際に一緒にするとお得な健康診断セット(血液スクリーニング検査)もありますので、お気軽にご相談くださいね👨⚕️✨
すでに当院看板犬パンちゃんもフィラリア 検査頑張りました💉❣️👏
血液検査でフィラリアに感染していないか調べ、これまでの予防がうまくできていることを確認してから予防薬を始めます💊✨
川崎市にある当院では、
投与期間: 4月下旬~11月下旬
(または5月上旬~12月上旬)
をおすすめしております🏥💊
その年の気候や地域によってフィラリア予防の投薬時期は変わります。
ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください👨⚕️
フィラリア症 ってどんな病気?
フィラリアが肺動脈や心臓に寄生することによって発生します。
フィラリアは成虫になると最大30cmにもなるソーメンのような糸状の寄生虫です。
たくさん寄生することで、血流の流れが妨げられます。様々な障害が発生し、放置することで死に至ることもあります。
どうやってフィラリア症にかかるの?
①フィラリアの幼虫を持った蚊に刺され、幼虫が体内に入ります。感染幼虫が犬の体内に入ったからといって、すぐに体調に変化がでるものではありません。
②予防薬を投与せずにいると、体内に入った感染幼虫は皮膚の下(筋肉や脂肪の周りなど)で生活しながら、 脱皮を繰り返し、最終寄生場所に移動できる準備を整えます。
③準備ができたフィラリアは血管を通って、心臓や肺の血管に移動していきます。ここまでにおよそ半年はかかるといわれています。
④フィラリアの幼虫は体内で成虫へと発育し肺動脈・心臓に寄生しミクロフィラリア(フィラリアのこども)を産出します。
フィラリア予防前になぜ検査が必要なの?
予防薬を投与する際、フィラリアが寄生していないことを確認する必要性があります。
血液検査で調べることが可能です。
フィラリア成虫より産出されたミクロフィラリアが体内にいうことを知らずに予防薬を飲ませた場合、最悪死に至る可能性があります。
少量の血液ですぐに結果が出ます💉
予防はどうしたらいいの?
フィラリアの幼虫を駆除する予防薬を投与します
フィラリアのお薬が有効なのは「蚊に刺されてから2~3ヶ月間の、幼虫の期間のみ」です。成虫になると予防薬では駆除することができません。
毎月必ず覚えやすい日を設定して確実に毎月予防しましょう⚠️