こんにちは。看護師の尾形です
しつけトレーニング学科卒業をしております
家庭犬のしつけにおいて、大事なのは何かご存知でしょうか
答えは…
「褒めること」
しつけでは、叱ることよりも「褒める」ことが肝心です。
犬にとって、褒められることはとても嬉しいことです
もし良い行動をしたとしても「褒める」ことをしないと、その良い行動は増えません。
愛犬は、褒めて伸ばしていきましょう

■ こんな「褒め」していませんか…
ちゃんと褒めているわよ〜
そんな方も多いはず。
でも、こんな褒め方していませんか
何かをしながら、片手間に
アイコンタクトをせずに…
言葉だけ
…はい。
これ全部ダメな褒めです
犬は褒められているのを、わかっていない可能性があります
あとこれもダメですね
褒める<叱る
もちろん、叱らなければならない状況もあると思いますが、褒めると叱るのバランスも大事です。
叱ってばかりではなく、望ましい行動が出るように環境を整え、褒めまくる
→:褒められた
楽しい
嬉しい
といったポジティブな経験で、良い行動を強化していけるといいですね

■ 正しい「褒め」について学ぼう
愛犬が良いこと・良い行動をしたらすかさず褒めてあげましょう
褒めるときは、「好ましい行動をした直後」に必ず褒めるのがポイントです
タイミングがずれると、犬はどの行動を褒められたのか理解できません
また、褒めるといっても、状況によって使い分けることが重要です。
褒め方には大きく分けて2つの褒め方があります。
① 犬を落ち着かせる褒め方
日常から静かに褒める、という習慣も作れるといいですね。
「落ち着かせる褒め方」は、犬の気持ちをクールダウンさせ、不安を取り除き、安心させてあげることができます。
少し低めの声で、落ち着いた口調で話しかけながら、毛並みに沿ってゆっくりと体を撫でであげましょう
ドッグカフェで大人しくしている時
我慢をしている時
お散歩で隣を歩けている時

② 犬を喜ばせる褒め方
テンションを上げ犬を喜ばせる褒め方は、一緒に遊んでいる時やトレーニングの時などに有効です。
極上の笑顔で迎え、明るく高い声を意識、ワシワシと毛並みを逆立てるような撫で方で褒めて褒めて褒めまくりましょう
犬はとても楽しいことが起こると認識し、「よーし。次もガンバルゾ」とモチベーションも上がりますね
遊んでいる時
ドッグスポーツをしている時
芸を教える時

■ たくさん褒めて信頼関係をUPしよう
「褒め」はしつけの基本です
当たり前にできていることを、褒め忘れることは案外多いものです。
積極的に褒めることをを意識し、愛犬との信頼関係をUPしてくださいね
また、しつけ相談も当院にてスタートいたしました
ご興味のある方はぜひこちらをご覧ください
