SFTSという病気をご存じでしょうか?
テレビなどで、SFTSにより高齢の方が感染しお亡くなりになってしまったニュースなどを観たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
SFTSは犬や猫といった動物にも感染する場合があり、また感染した犬や猫から、人にもうつることがある怖い人獣共通感染症です。
この記事では犬のSFTSはどんな病気か、どのような予防や対策があるのか詳しく解説いたします。
ぜひご一読いただき、SFTSから愛犬を守るためにお役立てください。
■ SFTS(重症熱性血小板減少症候群)とは
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、マダニが媒介するウイルス感染症です。
2011年に初めて報告された感染症であり、日本も含め東アジアを中心に感染報告があります。
感染症法では4類感染症にも指定され、犬や猫などの動物や人間も感染することがある人獣共通感染症でもあります。
犬の場合感染しても症状が出なかったり軽い場合もありますが、重症例や死亡例も報告されているため注意が必要です。
出典:国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイトホームページhttps://id-info.jihs.go.jp/diseases/sa/sfts/010/index.html
■ SFTSの犬への感染経路
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、マダニが媒介するウイルス感染症です。
2011年に初めて報告された感染症であり、日本も含め東アジアを中心に感染報告があります。
感染症法では4類感染症にも指定され、犬や猫などの動物や人間も感染することがある人獣共通感染症でもあります。
犬の場合感染しても症状が出なかったり軽い場合もありますが、重症例や死亡例も報告されているため注意が必要です。
SFTSの原因ウイルスはSFTSウイルス(ブニヤウイルス科)となります。
主な感染系は2つ。
・マダニに刺される
・感染動物と接触する
1つ目の感染経路は、ウイルスを保有するマダニに刺され吸血されることによるものです。
もうひとつは感染した犬や猫の血液や体液、排泄物に接触することによるものです。
マダニや感染が疑われる犬や猫との接触には注意が必要ということですね。
■ 犬がSFTSに感染したらどんな症状がみられる?
犬がSFTSに感染した場合、無症状から重度の症状までさまざまな症状がみられます。
発症した場合にみられる主な症状は以下の通りです。
・元気がなくなる・ぐったりする
・発熱
・食欲不振
・嘔吐・下痢
・黄疸
またSFTSが重症化すると、
・血小板や白血球の減少
・他臓器不全
上記のような状態となり、死亡してしまう場合もあるため注意が必要です。
犬でのSFTSの致死率は30%以上ともいわれています。
■ 犬のSFTSの診断法
発熱や元気がなくなるといった症状だけでは、SFTSと診断することはできません。
血液検査やPCR検査を組み合わせて、慎重に診断を行います。
・血液検査
SFTSの感染が疑われる場合、まず血液検査を行い、血小板や白血球の減少、肝臓や腎臓の数値に異常がないかを確認します。
特に、血小板の減少や、CRPなどの炎症マーカーの上昇が見られることが多く、これらの変化は診断の大きな手がかりとなります。
・PCR検査
血液検査だけではSFTSと確定することが難しいため、さらにPCR検査を実施します。
この検査ではSFTSウイルスの遺伝子を調べ、ウイルスの存在を確認します。
PCR検査は感染しているかどうか判断できるため、診断に欠かせない検査となっています。
■ 犬のSFTSは治療法はある?
犬のSFTSに対する特効薬は現時点ではありません。
下記のような対症療法が中心となります。
・脱水があった場合には点滴の実施
・下痢や嘔吐に対する治療
・出血しやすくなるため出血の管理や防止
SFTSは致死率が高い病気ですが、早期発見、早期治療が大きく予後を左右します。少しでも愛犬に変わった様子があった際には早めに動物病院を受診しましょう。
■ 予防が最も重要
犬のSFTSの予防の基本はマダニに刺されないことです。
以下のような対策が有効です。
・動物病院で処方されるマダニ予防薬の使用する
・草むら・山・河川敷などの散歩は避ける
散歩後に耳、首回り、足の付け根などを中心にマダニが付着していないか確認しましょう。またマダニを発見したら、無理に引き剥がそうとしたり潰そうとしたりせず、すぐに動物病院を受診しましょう。
■ まとめ
SFTSはマダニが媒介するウイルス感染症です。
犬も感染し重症化することがあるため注意が必要です。
マダニ予防をしっかり行うことが何よりの感染対策となります。
お散歩コースで草むらを通る際や、アウトドアに行かれる際など、犬も人もマダニに刺されないように注意しましょう。
SFTSに対する正しい知識をもつことで愛犬を守ることができます。
予防に関して気になることがある場合は、動物病院に相談しましょう。
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