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7/28 マダニ感染症、SFTSをご存知ですか?猫にかまれたことによる感染で死者が出ています

最近ニュースで騒がれているマダニ感染症について、今日はご説明致します。

 

ここ数年、西日本を中心に、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」という病気が頻発しています。

この病気は、森や林に生息しているマダニに嚙まれることによってマダニ体内に潜んでいるウィルスが人間に侵入し、

発熱や消化器症状の他、全身性の様々な症状を引き起こし、最悪の場合死に至らしめます。

致死率はここ数年、21%にも上り、厚生労働省も注意を呼び掛けています。

 

さて、このSFTSですが、驚きのニュースが飛び込んできました!

野良猫に噛まれた50代の女性が、このSFTSを発症して10日後に死亡した、というニュースです。

この点、何が驚きかといいますと、

マダニに直接噛まれたのではなく、マダニに噛まれた猫、その猫に噛まれた人間が発症したという点です。

マダニに噛まれた経験がある方は少ないでしょうか、猫に噛まれたり引っ掻かれたりした経験をお持ちの方は多いでしょう。

SFTS、一気に身近な病気になったと言えましょう。

 

では、我々はどのように気を付ければよいのでしょう?

マダニに噛まれないように、猫に噛まれないように、というのはもちろんですが、

猫にマダニが寄生しないように予防することも非常に重要です。

マダニの予防は、薬で簡単に予防できます。

・お肉タイプの「ネクスガードスペクトラ」、「ネクスガード」

・スポット剤の「フロントライン プラス」など

これを機に、猫のノミダニ予防を再考してもいいかもしれませんね。

 

ご興味ございます方は、ぜひ当院までご相談ください!!

 

元住吉・武蔵小杉・日吉の犬猫専門動物病院

シリウス犬猫病院

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