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元住吉・武蔵小杉で犬のための手作り食教室を開催! 〜手作り食の基礎知識〜

社長の岩佐です。

2024年1月26日、中原区商店街連合会と中原区役所の主催で、「わんこのための手作り料理教室」を、元住吉と武蔵小杉の中間にある川崎市国際交流センターにて開催いたします。

https://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000156341.html

 

こちら定員を超えるご応募があり、皆様大変興味をお持ちということがわかりました!

手作り食は難しい、とお考えの方も多いように見受けられますが、ポイントを押さえればそんなに難しいものではありません。

そこでここでは、当日ご参加いただけない方にも情報を届けたい、という思いで手作り食の基礎知識についてご説明したいと思います。

講師①「木月キッチン」の時田
講師②「シリウス犬猫病院」の岩佐

■総合栄養食と療法食

市販のペットフードの中には、「総合栄養食」「療法食」と記載のある商品があります。

皆様が市販のペットフードを活用している場合、このどちらかの記載があるものが大多数かと思います。

それぞれ、以下のような違いがあります。

 

総合栄養食総合栄養食とは、水とともに与えるだけで犬や猫の健康を維持することができるフードのことです。

炭水化物・蛋白質・脂質・ビタミン・ミネラルの五大栄養素がバランスよく配合されています。

療法食ある特定の病気や症状、健康状態に対応するために特別な栄養バランス設計で作られたフードのことです。

総合栄養食と比較して特定の栄養成分が過剰に、もしくは不足気味に設計されているため、獣医師の指示のもとで与える必要があります。

■手作り食の活用

市販されている手作り風にパッケージされたフードの一部には、総合栄養食としての基準を満たすように設計されたものもありますが、これらはビタミンやミネラルなどが添加されており、実は栄養剤の添加なしに手作り食で総合栄養食の基準を満たすのはかなり困難です。

ただし、総合栄養食の基準を満たさないフードを摂取したらすぐに健康被害が出る、と言うものでもございません。

人間に置き換えて考えても、飲酒したりジャンクフードを食べてもその後数日、節制したら健康上の問題が発生しない実感があるでしょう。

ここで皆さんに理解していただきたいのは、手作り食を「特別の日のご褒美!!」として使っていただきたい、と言うことです。

誕生日やお家にきた記念日など、手作り食を与えることによって特別な喜びを得ることができることでしょう。

■手作り食の注意点

しかし、手作り食を与えるにあたっていくつかの注意点があります。

①犬が食べてはいけない食材は使用しない

玉ねぎやチョコレートなど、人間には無害でも犬が摂取すると命に関わる中毒を起こす食材があります。

https://vetstar.co.jp/blog/チョコレートに要注意

②多量に与えない

いつも食べていない食材を突然多量に与えると、胃腸炎を起こしげ嘔吐や下痢を引き起こす原因となります。

③持病やアレルギーがある場合

持病やアレルギーがある場合、健康上の問題を引き起こす可能性があるのでかかりつけの獣医師に相談しましょう。

④知識がないうちは継続しない

必要な栄養素を満たしていないメニューを継続すると、特定の栄養素が不足し健康上の問題を引き起こすことがあります。

■ まとめ

これらの注意点をしっかり守った上で、ぜひ手作り食に挑戦してみてください!


なお、実際の作成方法などは「わんこのための手作り料理教室」が開催されたのち、当日の様子や当日作成した料理のご紹介もできたら、と思っておりますのでお楽しみにお待ちください。

人間用のおやつは与えないようにしましょう!!

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