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イエロードッグプロジェクト🎗

こんにちは。看護師の百田です👩

〝イエローリボン〟または〝イエロードッグプロジェクト〟をご存知ですか🎗❓

リードや首輪、服に黄色い目印をつけたワンちゃんはを見たら〝近付かないで距離を取ってね〟というメッセージだそう。

日本ではまだまだ認知度は低いですが、欧米などを中心に世界で広がりを見せている運動の一つです。

配慮が必要なワンちゃんとの適切な接し方を啓蒙する「イエロードッグプロジェクト」の取り組みをご紹介させていただきます。

■ イエロードッグプロジェクト

〝近付かないで距離を取ってね〟という意思表示として、イエローリボン

イエロードッグプロジェクトは、2016年にスウェーデンから発祥した運動です。
アメリカやイギリス、フランスなどの欧米をはじめ日本などのアジア、南米、南アフリカなど世界中に広がりを見せています。

黄色いリボンには、「いろいろな事情があってこの子は今、だれかに近づいてほしくありません。そっとしておいてください」という意味が込められています🎗

■ イエローリボンが必要なわんちゃん

🔸 健康上の理由

どこか体が不自由だったり、手術後の回復期であったりなど、健康上の理由でそっとしておいてほしいことも。
健康上無理な動きをして悪化させない様にするのが目的です。

 

🔸トレーニング中

盲導犬など、人のために働く犬は、その使役目的の為にトレーニングを行っています。トレーニング中に不用意に人や他の犬が近づくと、気がそれてしまい集中力が保てなくなってしまいます💦

 

🔸 社会復帰の訓練中

社会化がしっかり身についていなかったり、虐待を受けた過去があったりなどの理由で、人間社会になじむ訓練中のことも。そのようなわんちゃんは、他の人や犬との接触に慣れていません。不用意に触ると犬は強いストレスを感じてトラブルになる可能性も⚠️

 

🔸他の人(犬)が怖い・強く反応してしまう

他の人や犬に強く反応してしまう子がいます。近づくことでパニック状態になることも。見知らぬ人や犬に興奮してしまったりしやすい子には近づきすぎないようにしてあげるとトラブルを避けられます。

■ まとめ

人間にもこれ以上踏み込まれたくない「パーソナルエリア」がありますよね。わんちゃんにも個体差はありますが、その空間に他者が入り込むと、唸ったり吠えたり、場合によっては噛みつくなど、攻撃をしてくる場合も。

もし黄色いリボンやモノなどの目印をつけている犬に出会ったら、近づいたり触ったりせずに、距離をとってそっとしてあげましょう。

 

日本でもイエロードッグの運動は広がりを見せてはいますが、まだまだ認知度は低いのが現状です。

飼い主や犬好きさんの間に「イエロードッグプロジェクト」が広がっていけば、人と犬、犬と犬の間のトラブルが減りよりよい関係が築けるようになるのではないでしょうか。

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