こんにちは。副院長の石村真弓です👩⚕️
皆さん、わんちゃんの歯って何本あるかご存知ですか🐶?
人間よりも多いんでしょうか❓少ないんでしょうか❓
今回は犬の歯は何本あるのか、ご紹介していきたいと思います😊
■ 犬の歯の本数
人の歯は28〜32本 犬の歯は42本
人の歯は全部で28~32本ですが、
犬の歯は全部で42本もあります🐕🦷‼️なんと人間よりも多いんですね🤭
上あご:切歯3,犬歯1,前臼歯4,後臼歯2
下あご:切歯3,犬歯1,前臼歯4,後臼歯3
の左右あわせて合計42本となります🦷
歯の本数は犬種によって差があり、フレンチブルドッグやチワワなどの短頭種では、欠歯といって歯がないところがあり、42本より少なくなることがあります。
■ 1番歯石が付きやすいのは…?
上の犬歯と奥の後臼歯
1番大きな歯が犬歯と、上あごの前臼歯と下あごの後臼歯です。これらの歯が最も歯石が付きやすい歯と言われています🦷💦
人間の場合、歯垢は20日ほどかけて歯石へ変化していきますが、犬の口の中ではたった2~3日間で歯垢が石灰化して歯石になるのです😣💦
毎日の歯みがきが大事なんですね!
歯に付着している歯垢は、歯石になる前にできるだけ除去することが大切です🦷✨
■ 犬の乳歯⇨永久歯🐶 何本増える?
新たに歯が14本加わります
子犬・子猫の乳歯は、犬が28本、猫が26本です🐶🐱
犬種や成長のスピードによっても変わってきますが、生後4〜6カ月くらいの時期に永久歯への生えかわりの時期をむかえ、6カ月〜1歳くらいまでには永久歯が生え揃います😁✨
ちなみに猫の永久歯は30本です🐈
猫の場合は乳歯から永久歯に生え変わるときには4本しか増えないのに、犬は乳歯から永久歯に生え変わるとき、14本も新たな歯が加わることになるんですね〜😳‼️
■ 乳歯遺残に要注意⚠️
乳歯が抜けずに、そのまま残ってしまう“乳歯遺残”
乳歯から永久歯に生え変わる際に、抜け落ちるはずの乳歯がそのまま残ってしまうことがあります。
これを「乳歯遺残」といい、チワワなどの小型犬のわんちゃんに見られることが多いです。
乳歯が残ったまま永久歯が生えると、さまざまな問題が生じてきます。
・噛み合わせが悪くなる
・歯と歯がぶつかり痛みを生じる
・食べカスが乳歯と永久歯の間に挟まりやすくなる
・歯垢や歯石が溜まり歯周病の原因となる
生え変わりの時期を過ぎても乳歯が残っているときはお気軽にご相談くださいね🏥👩⚕️