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タワマンだから蚊に刺されない❓そんなことはありません🙅

こんにちは。看護師の尾形です👩

もうすぐ梅雨入り☔フィラリア予防のシーズンにすでに突入しています。

フィラリア症蚊が媒介する感染症で、進行すると命に関わることもある重大な病気です⚠️

予防シーズンはフィラリア予防が必須ですね💊

でも…まだ予防していない、なんて方いませんか❓

外に全く出さないから大丈夫よ

タワマンの高層階だから蚊は入ってこないわ

・虫コナーズを玄関やベランダに付けているわ

だから「フィラリア予防なんていらないわ👩」

…なんて奥様は要注意です⚠

外に出なくてもフィラリアに感染する可能性は十分にあるんです❗️🌟

■ フィラリア症ってどんな病気❓

フィラリア症は、蚊に刺されることによって感染する寄生虫の病気

蚊のイラスト

フィラリアは成虫になると最大30cmにもなるソーメンのような糸状の寄生虫です。このフィラリアが肺動脈や心臓に寄生することによって発生します。

たくさん寄生することで、血流の流れが妨げられます。様々な障害が発生し、放置することで死に至ることもある大変怖い病気です😣

心臓に寄生したフィラリア

■どんなに高層階に住んでも蚊はいる

犬猫が部屋から出なかったとしても、蚊が室内へ侵入してくる可能性は十分にあります⚠

飼い主が外出した際に、洋服やかばんについた蚊が室内に入ることも。蚊は人を識別する能力が高く、その周囲をついて回るため、人と共にエレベーターに乗って上階に移動してしまうそうです💦

洗濯物を取り込んだときに、洗濯物と一緒に入ることもあります。

蚊取り線香や、窓や玄関に吊り下げて蚊の侵入を防ぐ撃退グッズもありますが、100%蚊の侵入を防げるものはありません。

蚊のイラスト

人が住んで出入りするのであれば、どんな場所でも蚊に刺されるリスクがあるということですね💦

■ フィラリア感染したねこの約4割が室内飼育🙀‼

猫がフィラリアに感染すると根治療法はありません

猫がフィラリアにもし感染してしまった場合、治療としては今出ている症状(呼吸器症状など)に対する対症療法がメインとなります。

ですが、一度症状が出てしまうと短期間であっても肺の組織構造が破壊され、内科的な対症療法を一生涯続けなければならない場合もあります💊

 

予防が1番の対策法

また、対症療法と併用してお薬を投薬し続け幼虫が未成熟虫になるのを防ぎ 数を減らしていく方法や、猫の心臓から成虫を取り出す方法などがあります。

しかし、どちらも猫にとって大きな負担となり命が危険にさらされることもあるんです😿

だからこそ、予防が一番の対策です🏥

■ まとめ

フィラリア症は予防がとても重要❗️

タワマン住みでも、室内から出ないとしても、シーズン中はしっかり投薬をして大切なわんちゃん猫ちゃんを守りましょう🐶🐱💕

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