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猫の健康診断の日🐈

こんにちは、受付の池田です👩

2月22日“にゃんにゃんにゃん”にちなんで猫の健康診断の日」です🐱🎀

猫は犬に比べると、「動物病院に連れて行きにくい」という声を聞くことが多いです。猫は警戒心が強く、動物病院に連れていくには工夫が必要なこともありますね。

ある調査では、定期的に健康診断を受けさせているご家族は、犬が44%であるのに対し、 猫は34%と低くとどまっています。

健康診断の受診率が低い一方で、猫は我慢強かったり、具合が悪くなっても体調不良を隠したりするため、深刻な状態になるまでご家族様が病気に気づかないことがあります。猫がかかりやすい膀胱炎腎不全などの泌尿器系の疾患は、重症化しないうちに早期発見・早期治療をすることが大切です。

■ 定期的な健康診断の重要性

猫は人間の約4倍のスピードで年をとっています

猫の場合は成猫となると1年に約4~5歳のスピードで年齢を重ね、中・高齢期を迎えていきます。いつまでも子供らしく可愛らしく見えても、年齢を重ねるに外見からはわからない変化を迎えているのです。

猫には元々けがや病気を周囲に気付かれないように隠す習性があります。ご家族さまが目に見えて不調が分かる時には症状が進んでしまっていることが多いです。健康寿命延伸のためには、定期的に健康診断を受診し、小さな変化を見逃さないこと大切です。

■ 今は健康そうだけど…

人は自分で病院に行くことができますが、物言わぬ犬猫は自分で行くことはできません。

目に見えるような異常でない限り、早期に身体の異常を見抜くのは難しいです。

病気の早期発見には、早期から治療することができ愛犬・愛猫の負担が軽くなる、その後の治療が簡単に済む、命の危険を回避できるかもしれない、などのメリットがあります。また、治療費の削減になる場合も多いでしょう。

 

異常が見つからなかった場合でも、健康な時のデータを蓄積することは大切です。集めたデータに変化が出てきたら、いち早く精密検査を行い病気の早期発見につなげたり、食生活や生活環境の見直しを始めるなどの疾病予防に役立ちます。




■ 早い時期の発見・治療が何より大切

病気が見つかってから治療を行うのではなく、病気を未然に防ぎ、愛犬・愛猫の一生のうちの「健康な時間」を増やすこと。これがペットとそのご家族の幸せにつながるものだと考えます。共に迎えるヒトとペットの高齢化社会に向けて、定期的な健康診断の受診が普及していくことを願っています。




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