こんなニュースがありました。
飼い主の義務を怠ると、こうなってしまう可能性があるんですね😥
注意しましょう
飼い犬を自治体に登録せず狂犬病の予防接種も受けさせていなかったとして、警視庁が近く狂犬病予防法違反容疑で、男性会社員(64)を書類送検する方針を固めたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、男性が飼育していたのは中型の四国犬。今年8月、瑞穂町の路上を男性が四国犬を連れて散歩中、通りかかった10代の女性の左太ももをかんでけがを負わせた。110番通報で駆けつけた福生署員が男性から事情を聴いたところ、同法違反が発覚した。
女性に狂犬病の感染は確認されなかった。男性は調べに対し、容疑を認めているという。
書類送検容疑は、飼育していた犬を町に登録せず、狂犬病の予防接種も受けさせていなかったとしている。
厚生労働省によると、狂犬病予防法では、取得日から30日以内(生後90日以内の犬は生後120日以内)に飼育する犬を市区町村に登録した上で、年1回の予防接種を義務づけている。
(一部、産経新聞から引用)
狂犬病ってどんな病気?
狂犬病には
・ 潜伏期間が長い
・ 明確な治療法がなく死亡率が100%
という特徴があります。
このため、咬まれた後しばらくは何事もなかったかのように生活できても気づいた時には手遅れになってしまうんです。
感染経路 | 病原体は感染動物の唾液に含まれ、咬まれることで伝染 |
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主な症状 | 異常行動、けいれん、麻痺など |
潜伏期間 | 長い(犬で1~2か月、人で1~3か月) |
治療方法 | なし(死亡率は犬・人ともに100%) |
狂犬病ワクチン接種と登録をしましょう
狂犬病は発症すると、ほぼ100%亡くなってしまう大変怖い病気です。
また、感染したわんちゃんに噛まれることで人にも感染する「人獣共通感染症」でもあります。
狂犬病予防法により、わんちゃんの登録と年1回の予防注射は義務化されています。
現在、日本では狂犬病の発生はないとされています。
しかし近隣国では未だ狂犬病の発生は多く、いつ日本に侵入してくるかわかりません。
狂犬病の蔓延を防ぐため、飼い主の皆さんがしっかりと意識を持って、狂犬病のワクチン接種をうけさせることが大切です。