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健診で見つかることの多い病気②👀

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さて、続々と健診を受けていただいていますが、健診を受けたワンちゃん猫ちゃんで見つかることの多い病気をご紹介します🐶🐱‼️

今回は、わりとシニアで見つかることの多い〝白内障〟についてご紹介していきたいと思います

■ 白内障ってどんな病気?

眼の中のカメラレンズのような働きをしている、透明な「水晶体」と呼ばれる部分が白く濁る病気です。

水晶体は眼の中に入ってきた光を屈折させ、網膜に届ける役割をしています。

水晶体が白く濁ると、視界がぼやけ視力に影響を及ぼします。

進行すると失明する病気です。

 

■ 白内障の症状は?

物や壁にぶつかったり、つまずいたりすることが多くなります。このような症状ははじめ暗い場所で現れ、白内障が進行するに従い明るい場所でもみられるようになります。

また、視力が低下すると触られた時にびっくりしたり、恐怖心から攻撃的になる場合もあります。

白内障が進行するとぶどう膜炎緑内障などの合併症を起こすことがあります。これらは強い痛みを生じるので注意が必要です。

 

■ 白内障の好発犬種🐕

・トイ・プードル

・柴

・キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル・

・アメリカン・コッカー・スパニエル

・マルチーズ

犬において視力が障害され手術が必要になるほどの白内障は、若齢で発症することのほうが多いです。

好発犬種では、若いうちから積極的に眼科の定期検査を行い早期の発見に務めた方が良いでしょう🐕

■ 白内障の治療法

白内障は、残念ながら薬で治すことはできません。

根本的な治療は外科手術となります。

〈内科的治療〉

内科的治療は加齢に伴って生じた初期の白内障が対象です。進行を抑える目的で点眼薬が使用されることがあります。残念ながら視力が障害されている場合、視力を回復させることはできません。

 

〈外科的治療〉

真っ白になってしまった水晶体を透明にするためには、外科手術が唯一の治療法です。

一般的には、眼科専門医がいる動物病院で実施することを推奨します。

手術方法はいくつかありますが、混濁した水晶体を細かく砕いて除去し、人工水晶体(眼内レンズ)を挿入する方法が多いです。

■ まとめ

残念ながら、白内障の予防薬はありません。

しかし、予防が難しくても出来るだけ早く病気に気づいてあげることは可能です。

訴えが出来ないわんちゃん猫ちゃんを守るためにも、日頃から目のチェックをし定期的に健康診断を受けることをおすすめします。

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