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2歳以下の犬の約80%が歯周病⁉️

こんにちは。看護師の百田です👩✨

当院の予防プランにふくまれている“歯科検診”🦷🪥

こちらを受診されたわんちゃん、猫ちゃんに続々と「歯周病」が見つかっています😫💦

まあ、それもそのはず💡

なんと…

2歳まで犬の約80%猫の約70%

何らかの形で歯周病に罹患している!‼️

と言われてるんです😱

今回は怖い〝歯周病についてお話ししていきたいと思います。

歯周病スコアのチェック

■ 歯周病ってどんな病気?

〝歯周病とは一体どんな病気だと思いますか❓

ただ単に“歯に汚れがつく病気”ではありません🙅

字のごとく“歯の周りの病気”であり、感染症の一つです💦

歯垢はただの食べカスではなく、実はバイ菌の塊。デンタルケアが適切に行われないと、歯周ポケット内でどんどんこのバイ菌が増えてき、歯周組織(歯肉や顎の骨)を破壊してきます。

…怖いですね💦

放っておくと、肉眼では見えないところでどんどん歯周病が悪化していきます。

■ 歯周病を放っておくと…⚠️

① 歯根膿瘍(膿が貯まり化膿)
② 口鼻腔ろう
③ 他の臓器で炎症を引き起こす
④ 顎の骨折

① 歯根膿瘍(膿が貯まり化膿)

歯周病が悪化すると歯周ポケットが出来ることがあります。そのポケットを通じ膿が溜まり化膿して腫れた状態を歯根膿瘍といいます。破裂して皮膚が破れることも…。

② 口鼻腔ろう

鼻腔と歯根の間の骨に穴が開いてつながってしまう状態です。くしゃみや鼻汁、鼻血などが出ることもあります。

③ 他の臓器で炎症を引き起こす

歯周病菌が血流にのって全身に回ることがあります。心臓や腎臓など体の他の部位に細菌が感染すると命に関わることもあります。

④ 顎の骨折

歯周病が悪化すると歯の周囲の顎の骨が腐り、周囲に化膿が広がっていきます。眼の下あたりの腫れ顎の骨髄炎、病的な顎の骨折などを引き起こすことがあります。

■ ホームデンタルケアのすすめ

怖い歯周病にならないために、お家でのホームデンタルケアがとっても大事です!

でも、デンタルケアに興味あるけど、何からやればいいかわからない😫🌀…なんて方も多いはず。

デンタルケアは、やはり歯ブラシを使ったケアが1番効果的🦷でも慣れないうちは、いきなり歯ブラシはNGです🙅‍♀️⚠️

歯ブラシを口に突っ込まれると嫌がるわんちゃん猫ちゃんが大半です💦デンタルケアをスムーズに進めていくためには、段階を踏んでいくことが大事です。

まずは口周りにタッチする練習から始めましょう🐶✨

お口周りを触らせてくれたら、大げさなくらい褒める❣️そしてご褒美をあげる❣️

これを繰り返し、少しずつステップアップしていきます😊

■ まとめ

歯周病を放っておくと、深刻な状態に陥ってしまう事があります😢

歯周病発生率は他の病気に比べて非常に高く、年齢とともに増加していく傾向にあります。

まずは少しずつ、焦らずやっていきましょう。

楽しみながらでないと、デンタルケアは続きません。

美味しいデンタルジェルやデンタルガムなどをうまく使って、楽しくデンタルケアを行えるといいですね💁‍♀️✨

お困りのことがありましたら、お気軽に当院までご相談ください。

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