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症例報告【顎が腫れたトイ・プードル】

こんにちは。看護師主任の齊藤です👩

暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか❓

さて💡今回は『顎を触られるのを嫌がる』という主訴のトイ・プードルをご紹介いたします🐩💁‍♀️

いつものように撫でていたら、顎を触られるのを嫌がった様子💦

いったいどうしたのでしょうか😰❓

【症例】

トイ・プードル 9歳 避妊♀

【症状】

顎を触ると、痛がる

【身体所見】

外傷などはなし。

触診にて左下顎において腫脹と疼痛を認めた。

【検査結果】

血液検査とレントゲン検査を実施。血液検査では炎症マーカーの高値が認められました。

レントゲン検査では、左下顎第1後臼歯の歯根周囲に、X線透過性亢進(歯根膜腔の拡大)が見られました。

【処置】

全身麻酔下で、超音波スケーラーを用いてスケーリング(歯垢・歯石除去)を実施しました。

歯槽骨の吸収などもあったことから、抜歯処置も行いました。

【経過】

経過は良好で、処置後毎日歯磨きを実施し、再発を防いでいます。

歯周病

■ どんな病気?

3歳以上の犬や猫において、歯周病の罹患率は約80%以上と言われています。

歯周病は、歯に付着した歯垢中の細菌によって生じる病気です。

歯垢中の細菌が歯周組織に対して炎症を引き起こし、歯肉の腫れや赤みを引き起こします。進行していくと、歯と歯肉の間にミゾが深くなります。これを歯周ポケットといいます。

歯周病が進行するとこの歯周ポケットはさらに深くなっていき、歯槽骨(歯を支えている顎の骨)がどんどん溶けてしまい、最終的には歯が抜けたり下顎が骨折してしまうこともあります。

■ ならないためには…

歯周病にならないためにも、常日頃からのデンタルケアが重要です。

犬は人よりも歯垢が歯石に変わるスピードが早く、なんと3~5日で歯石になると言われています。(人は20日)

 

歯石は動物病院で麻酔をかけるなどしてクリーニングをしなければ取除けません。歯垢の段階なら家庭で取り除くことが可能なので、歯垢が歯石になる前の1日1回のデンタルケアがとても大事といわれています。

■ まとめ

毎日のデンタルケアが本当に重要ですね。

気づいた時には、すでに進行していることも多い歯周病。

デンタルケアは健康な毎日を送るためにも、本当に大切✨

愛犬・愛猫のデンタルケアを見直してみませんか❓

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