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猫の炎症性ポリープ

こんにちは。院長の石村拓也です👨‍⚕️

猫が耳をしきりに気にして掻いたり、耳周辺や頭を触られるのを嫌がったりすることはありませんか🐈❓

歩く時にふらついたり、バランスを取りにくい様子が見られるなどはありませんか?

それはもしかしたら中耳炎の症状かもしれません。

今回は猫の中耳炎の原因でよく見られる“猫の炎症性ポリープ”をご紹介します👨‍⚕️

 

■ 猫の炎症性ポリープ

非腫瘍性のできもの

猫の炎症性ポリープ非腫瘍性のできもので、主に猫の耳管中耳に発生します。ポリープは鼻咽頭(喉の奥)や外耳道(耳の入り口の方向)に向けて成長して行きます。

炎症性ポリープの多くは若齢の猫によくみられ、1歳くらいでの発症が多いです。原因は詳しくは解明されていないのですが、若齢での発症が多いので先天性の要因や猫風邪などのウイルスが関与している可能性が考えられています。

■ 猫の炎症性ポリープの症状

・頭を振る、耳を引っ掻く

・耳から分泌物が出る

・鼻づまり

・呼吸が苦しそう

・いびき

などの症状が見られることが多いです。ポリープが鼓膜を突き破り耳漏(耳だれ)が見られることもよくあります。

なかなか治らない呼吸器症状慢性外耳炎、中耳炎などの原因が炎症性ポリープだったということも多いんです😖💦

■ 猫の炎症性ポリープの治療

ポリープの除去

当院では、全身麻酔下においてビデオオトスコープ(耳科診療用の内視鏡)によりポリープの除去を行います。

除去後は中耳腔内の残存組織を出来るだけ除去し、洗浄、薬物注入などの中耳炎の治療を行います。

切除した炎症性ポリープ
ビデオトスコープ(耳科診療用の内視鏡)
カテーテルで洗浄

■ まとめ

炎症性ポリープは、発生部位が中耳や咽頭部、鼻腔内と外からは確認しにくいできものの一つです。

なかなか治らない呼吸器症状や外耳炎症状など、思い当たるような症状があれば、お早めにご相談くださいね👨‍⚕️

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