マダニに愛犬が刺されたら?

こんにちは。看護師主任の齊藤です👩‍⚕️暖かかくなり、気持ちのいい陽気になってきましたね🌸

暖かくなってくると、虫たちの活動も活発になってきますが、皆さんノミ・マダニ予防、大丈夫ですか?

 

ノミやマダニが犬や猫に寄生すると思わぬ病気や、ヒトにも重大な病気を引き起こす可能性があります⚠

今回は、様々な病気の媒介となる“マダニ”についてご紹介していきたいと思います。

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■ マダニってどんな虫?

マダニは一般に家の中にいるダニ(イエダニなど)と比べると、とても大きい大型のダニです。成長段階や吸血の有無で大きさや形態を変化させ、吸血するとその大きさは1㎝を超えます

マダニは、幼ダニ→若ダニ→成ダニと2度の脱皮を経て成長し、幼ダニから成ダニまで動物の血液を吸って生活します。吸血の際に、原虫やウイルス、リケッチア、細菌などさまざまな病原体の重要なベクター(媒介者)となることがあります。

メスの成ダニは充分に吸血すると、地上に落下し産卵を開始します。

産卵する卵は、一度に3000個ほどにもなります😵

■ マダニはどこにいるの?

マダニは、郊外の山や森の草むらや、広い公園や河川敷の草むらなどに生息しています。

 

しかしこういった森林だけはなく、市街地の植え込みや公園の茂みにも生息しているので注意が必要です。

草むらなどに潜み、そばを通りがかった犬に飛び移れる機会を狙っています。

■ マダニが媒介する怖い病気

死に至る恐ろしい病気も…

① SFTS (重症熱性血小板減少症候群)

マダニを媒介とするウイルス性感染症です。主に吸血によって人や動物に感染し、発熱や消化器症状、血小板減少などがみられます。SFTSは、2011年に新しいウイルス感染症として報告され、人において感染者と死亡者が続出しています。感染した犬猫から人への感染報告があります。

② 犬バベシア症

バベシア原虫が犬の赤血球に寄生して破壊します。貧血、発熱、食欲不振、黄疸などが見られ、急性の場合は死に至ることもあります。

③ 猫ヘモバルトネラ症

ヘモバルトネラフェリスという細菌による感染症です。

猫が感染すると、貧血、元気消失、体重減少、食欲不振などの症状がみられます。

感染した猫が出産すると、仔猫にも菌が移行します。

また、輸血によっても感染することがあります。

■ どうやって予防するの?

定期的に予防薬を使いましょう。

一般的には、首の後ろに垂らす「スポットタイプ」、経口投与の「おやつタイプ」の2タイプです。

 

フィラリアも同時に予防できるものや、3か月に一回の投与でいいものなど様々な種類がありますので、どの種類がいいかお悩みの場合はご相談ください。

■ もしマダニが寄生しているのを見つけたら…

マダニは長時間吸血できる吸血様式をとっています。クチバシを皮膚に差し込みセメントのようなものを分泌し、皮膚に強固に固定し吸血を行います。

もしマダニを見つけても無理に引っ張ってはいけません。安易に引っ張るとクチバシだけが皮膚に残り、化膿や炎症の原因となります。

できれば、そのまま動物病院にお連れ頂くと安心です。マダニに効く駆虫薬を用いて駆除します。

■ まとめ

マダニは、犬や猫、人間の命を奪うこともある恐ろしい感染症を媒介します。

大事に至る前に、日頃からしっかりと予防してマダニによる被害を防ぎましょう👩‍⚕️

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